2021年7月

好きでなったわけじゃない!

2021.7.17

人は日常ストレスが溜まると歯ぎしりすることでストレス発散します。この時歯と歯がぶつかり合いかけて虫歯になり歯を失うパターンと歯がぐらついて歯槽膿漏になって歯が抜けるパターンの2種類あります。

以前世界的に大きな会社の近くで開業していまして、実感したことがあります。会社のお金を何十億動かし自分のスケジュールが忙しすぎて秘書さんが管理している方を何人かみましたが、ストレスが異常なためほとんどの患者さんが歯槽膿漏で歯を失うパターンでした。

その患者さんには「会社のために必死で働いた結果入れ歯になってしまったので、私が責任を持って食べれる入れ歯をお作りします」とお話しすると涙ぐむ患者さんもおられました。

入れ歯と言ってもいろんな事情があるので、その時に誠心誠意尽くすことが大切な気がします。

 

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歯並びと入れ歯の関係

皆さん、8020運動をご存知でしょうか。80歳で20本以上の歯を残しましょうということです。

習っている教授のデータによりますと、8020を達成した方の嚙み合わせをチェックしましたらなんと出っ歯や受け口、顎が曲がっているなど一般の人が見て嚙み合わせがおかしいと思うような人はほとんどいなかったそうです。私の患者さんで8020達成した患者さんの嚙み合わせをチェックしましたら、ほとんどの患者さんが嚙み合わせはきれいでした。

ここからは私の考察ですが、嚙み合わせが悪い人は途中で歯が抜けてしまい「入れ歯」になっているのではと思います。いかがでしょうか。

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歯並びと体調のバランス

私の習っている教授の研究によりますと、嚙み合わせが良い人ほど脳に嫌な刺激がいかないので心が穏やかで、嚙み合わせが悪い人ほど脳に嫌な刺激がいくので、精神的に不安定だそうです。

実際に鬱や肩こり、偏頭痛などの症状があり心療内科に通っている患者さんの嚙み合わせを直したら、ほとんどの患者さんの症状が無くなったそうです。

歯の矯正治療は、見た目重視なところがありますが、私たちは患者さんが残り人生を快適に過ごせるようにサポートすることに喜びを感じます。

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4番目の歯を抜かない矯正治療

一般的な矯正治療は、4番目の歯を抜くことからスタートしますが、私の習っている教授は抜かない治療法を行っています。その理由が2つあります。

まず下顎が奥にずれるのを防ぐのは、4番目の歯がしっかり嚙み合わさってストッパーの役割をしているそうで、抜くと顎間節症になりやすくなります。

さらに上下の歯並びのアーチが狭くなるため、舌の安定感がなくなり精神的に不安定になりやすいようです。

治療法はいろんなやり方がありますが、歯並びでお困りの方がおられましたら、1度ご相談ください。

相談料はいただきませんので、お気軽にお問い合わせください。

 

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入れ歯(義歯)について

皆さん「義手」や「義足」をご存知でしょうか。「義手」は手の代わりで、「義足」は足の代わりでその人にとって大変大切なものですよね。

入れ歯は専門用語で「義歯」と言い、私は「義手」や「義足」と同じように大切なものだと思っていますが、なぜか物作りのようになっています。私は母子家庭で育ち、大学まで祖母に学費を出してもらいました。

祖母が総入れ歯で困っていたので、39歳の時40代1つ何か極めようと思い、日本一入れ歯の上手な師匠に10年間弟子入りしました。師匠にも認めてもらい趣味は「入れ歯作り」といえるまで楽しくなりました。

祖母は95歳で亡くなり、まだまだ「ばあちゃん孝行」はできていないので、目の前の入れ歯の患者さんに全身全霊尽くすことが恩返しだと思っています。

入れ歯で困っている方がおられましたら、心を込め、魂を込めて入れ歯作りに励んでいますので、1度来院されてみてはいかがでしょうか。

 

 

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