2008年9月
初めて行った産婦人科で感じたこと
2008.9.22
妻が妊娠七か月に入り、生まれて初めて産婦人科に付き添って行きました。
まさか43歳にして産婦人科に行けるとは思っておらず、色々な気づきと発見がありました。普段病院に行かないため、まず待合室に入って豪華なシャンデリアと重厚なソファーに圧倒されました。今時の病院はここまで来たかと感心しながら受付に行くと「1時間待ち」の札が置いてありました。予約をしていたのに「1時間待ち」とは納得がいかなかったので理由をたずねたところ、急なお産が入ったとのことでした。周りの妊婦さんたちを見ますと「明日は我が身」ということもあり、思いの外ゆったりソファーに座って雑誌を見ながらくつろいでいました。忙しい中スタッフの対応も気配りがあり丁寧で、先生も親切でゆっくり現状を説明していただき非常に安心感がありました。私は日頃予約の患者さんを待たせるのが嫌で、急患の患者さんが来院されるとどうしてもバタバタしてしまうのですが、今回の体験で、現状を受け入れ患者さん一人一人を大切に丁寧に診察する方がお互いにとって良いことに気付きました。
待合室で待っていると、今にも生まれそうな妊婦さんが汗だくになりながら車いすで来院されました。その様子を見て夫婦共々出産の大変さを実感しつつ会計を済ませ帰ろうとした時、何気なく受付の横を見ると「1時間半待ち」の札がありました。
先日、鹿児島から親戚の家族が一週間程遊びに来たのですが、6歳の女の子と3歳の男の子があまりにも元気すぎて体力の限界を感じました。親が24時間・年中無休で子供たちを育てているのを目の当たりにしますと「親になる覚悟」は必要ですね。
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