2009年3月
子育てに奮闘しつつ、今更ながら思うこと
2009.3.2
娘が生まれ1ヵ月余りが過ぎました。体重が1.5㎏増え、身長も8㎝伸び、すくすくと育っています。ただこの1ヵ月は、かなりハードでした。
私達夫婦はともに両親がすでに亡くなっており、鹿児島出身ということもあり、夫婦二人っきりで乗り切ろうと決め、子育てにあたりました。産後の1ヵ月は、「妻を絶対安静にさせないといけない」という思いがあり、自分が出来ることは全てやりました。
娘が生まれるまでは、診療を終え自宅に帰ると、風呂と食事の準備ができており、ゆっくりくつろいだ後、夜10時に就寝し、朝5時に起床するという生活を送っていました。しかしこの1ヵ月は、仕事を終えると近所に晩御飯の買い出しに行き、風呂に入っている間に洗濯物を洗い、娘を風呂に入れ、妻が母乳を飲ませている間に晩御飯の準備をし、食後は洗濯物を干し、気がつくと12時頃になっていて、朝は6時過ぎにやっと目が覚めるといった状態です。
いつも妻が当たり前のようにやっていることを体験すると、本当に妻のありがたみが身にしみますし感謝の気持ちでいっぱいになります。また、毎日娘を見ていますと愛おしくてたまらないのですが、両
親も同じような気持ちで自分を育ててくれたのかと思うと、いつも両親に迷惑かけていた事を今更ながら反省します。
私は中学・高校とも男子校で、女性のことはあまり分からなかったのですが、娘を持ってみると、当院
に来られる患者さんを含め、女性は全員誰かの娘さんなので、一人一人大切に接しないと失礼だなと思うようになりました。
CATEGORY : 愛媛経済レポート連載コラム