歯科医の日誌

不思議な出会い!

2021.7.29

昨日休みで銀行に用事があったので、近くの支店に行きました。銀行の中に入りましたら個室のような場所に通され、今時はタブレットで処理することに感動しました。

感じの良い行員さんだったので、「私は歯科医師をしていてここはメインバンクです。多くの行員さんが患者さんとして来院されているので、コロナの影響で困った事があれば話しをしていただけますか」と声をかけました。いろいろ教えていただきましたが、最後にお願いがありますと言われました。

何かと思いましたら、「5年前に歯の矯正治療をしたけど、自分としてはしっくりしていない」とのことでした。もし良ければ来院していただいてじっくり話しをしたほうが良さそうですがと言いましたら、「ぜひお願いします」とのことで仕事終わりに電話がありまして予約を取っていただきました。

ただ銀行に用事があり行っただけなのに、目の前に矯正治療をしたにもかかわらず困っている人が現れ、見せていただけることになるとは本当に不思議な感じがします。

世の中にはかなり多くの方がおられるようなので、日々努力して1人でも多くの方を助けられるよう進んでいこうと思います。

 

「世界の山ちゃん」って知っていますか!

2021.7.28

皆さん、「世界の山ちゃん」というお店を知っていますか。名古屋発祥の手羽先のお店で以前名古屋に住んでいたことがあり、大好きなお店で私は「手羽先日本一」と思っています。

国内に60店舗以上あり、海外にも進出してるそうで5年前に突然社長さんが亡くなったそうで、奥さんは子供3人のお母さんで、専業主婦をしていました。

最初は困り果てたそうですが、社員1000人を抱えているので潰すわけにはいかず腹をくくって社長に就任しました。中学生のときバレーボール部のキャプテンをして全国優勝したり、社会人になってバレーボール部の顧問をして全国優勝したりと指導者の実績はあり、その時実践していたのが立場の上のものほど率先して雑務をするという事です。

また下のものに愛されるような人になりなさいとも教えていました。社長になっても会社の前の汚い所を率先して掃除したり、毎日各店舗に訪れ手羽先の味が落ちていないか

チェックしたり、女性向けに新しいメニューを考えたりしていてその結果就任3年目で過去最高の売り上げを出しています。

仕事がハードであるにも関わらず、お父さんが亡くなり寂しい思いをしている子供たちのために以前と変わらず3食ご飯を作り、みんなで食べるようにしています。

人は逆境の時にこそ真価が問われますが、私も社長さんを見習ってコツコツ雑務を探し率先して行動していきたいと思います。

 

 

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スポーツと歯並び!

2021.7.27

東京オリンピック2020の日本競泳金メダル第一号の「大橋悠依選手」をご存知でしょうか。

ゴールして自分のタイムを見て、金メダルを確認した後に最高の笑顔を見せていましたが、なんと矯正治療をしていました。

皆さん「プロスポーツ選手と歯並びの重要な関係」をご存知でしょうか。

私の師匠のところにかつてトッププロとして活躍していた競輪選手が来院されたそうです。

最近体調が悪く、高齢のため引退も考えているとのことで他の人からかみ合わせが悪いのが原因かもと聞いてきて、師匠がきちんとかみ合わせを直したら、なんと現在トッププロとして復活され年間何千万と賞金を稼いでいるそうです。

もし子供さんを将来スポーツ選手にしようと思ったら、早めに歯並びを直すことをお勧めします。

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東京オリンピックについて!

2021.7.26

私は、1964年(昭和39年)生まれで初めての東京オリンピックが行われた年です。

当然生まれたてなので記憶にはありませんが、今回2回目の東京オリンピックが行われる事に大変期待感がありました。以前大学生の時、国体と同じ規模の「全日本歯科学生総合体育大会」という学生が1万人位参加するイベントの全体の総合責任者になったことがあります。

2年かけて準備し、全国を飛び回り想像を絶するほどハードな生活をしていましたが、充実感があり閉会式のあとスタッフみんなに胴上げしてもらい感動した事は、今でも鮮明に覚えています。

オリンピックとは全く規模が違うのですが、コロナの影響で予定が大幅に変わり世論の状況が厳しくその中でも大会を運営しないといけない関係者の方々がいかに大変かは想像を遥に超える大変さだと思います。

今回のオリンピックはいろんな考え方があるとは思いますが、すでに行われているので、オリンピック選手や関係者の方々に尊敬と畏敬の念を持って接してもいいのではと思います。

今回のオリンピックで感じることは、「物事には努力しても報われないどうしようもないことがある」ということです。

コロナ禍で、明日に向かって1歩ずつ進んでいくか、あっさりあきらめるかは本人の日頃の人生感だと思いますので、子供を持っている父親としては意地でも踏ん張って娘にガッツのあるところを見せたいと思います。

 

 

家族愛の素晴らしさ!

2021.7.25

昨日は連休明けのためコロナ禍にもかかわらず31人の患者さんが来院され、夏休みに入ったので子供さんも多く、特に土曜日は家族連れでメンテナンスに来院されます。

私は、常日頃から全ての患者さんを家族のように接することを心掛けていますが、家族でメンテナンスに来院される患者さんは、夫婦仲が良く将来の事を見据え意識が高く、子供の事を真剣に考えている方が多いように感じます。

最近学校検診があったようで、歯並びにチェックの入っている子供さんが何人かおられ、両親も本人も気にしているので矯正治療の話しを聞きたいと言われ説明をしました。

ご夫婦は絆が深く信頼しあい、子供さんの将来を最優先に考えておられ、私とも付き合いが長いので信用していただき、矯正治療の説明を聞かれて「子供のために矯正治療をお願いします。」と3組の患者さんにお願いされました。本気で信用されるとこちらも誠心誠意全力で矯正治療に取り組もうとやる気になりますし、責任も感じますが歯医者冥利に尽きますね。

最近コロナ禍で外食もできずセミナーもなくなりストレスを溜めている私や習い事の発表会が来月に控え、毎日練習に明け暮れている娘のために、自宅の食事を「お店」のように楽しめるよう工夫して頑張っている妻を見ると今まで以上に大切にしないとなと思います。

結婚して23年になりますが、最近今まで出会った人で「ここまで心が広く、愛情が深い人はいないな」と思え、生まれ変わっても妻と結婚する気がします。娘は中学生になり、今まで以上に学問と習い事に真剣に向き合い、周りの人たちにも気配りができ、人としてどんどん思いやりのある行動を取っています。

最近は私は、「娘の背中を見て頑張っている父親」になっていますが、娘の夢に向かってやりたい事は何でもさせてあげれるような環境作りはしてあげたいと思っています。

優秀なスタッフに囲まれ、優しい患者さんに支えられ、落ち着ける家族がいる事を当たり前と思わず謙虚に日々精進していきたいと思います。

 

 

相手の立場に立ってみると・・・!

2021.7.24

私は、常日頃から通勤時、プライベートでも必ずリュックを背負って外出するようにしています。

数年前に買ったものですが、毎日使うと黒色だったのにかなり色あせてきて緑色のようになり、最近ついにチャックが壊れてしまいました。5千円位のものですが、ここまで使うとリュックも納得してくれると思うので、新しいリュックを買うことにしました。フジグラン松山やイオン、スペースなど思いつく量販店に行き探しましたが、今のリュックが使い勝手が良く愛着があるためなかなか満足するリュックに出会えません。

そこで意を決して「カバン専門店」に入ってみました。店の雰囲気や飾ってある商品も良いので入ってみましたら、店員さんが笑顔で「何かお探しですか」とベストのタイミングで近寄ってきました。感じの良い店員さんだったので、「今のリュックのようなものがほしいのですが」とお伝えしましたら、いろんな所から探してきてくれてこちらが恐縮するくらい一生懸命にしていただきました。

最終的に近いものはありましたが、もう少し他も見たいと思ったのでその場で購入はしませんでした。

それでも店員さんは気持ちよく「またいらしてくださいね」と声をかけてくれました。いくつか他の店を回りましたが、なかなか納得できるリュックは見つかりませんでした。昨日家族で最初に行ったカバン専門店に行き見てもらったら、妻がしっかりした作りと上品な色合いで感じがいいので決めたらと言ってくれたので買うことにしました。

この間とは別の店員さんでしたが、確認のため「同じ種類で他の色と形はないですか」とお聞きしましたら、すぐに裏の倉庫に行って探しいくつか持って来てくれました。その姿勢に心打たれるものがあり、ここで買おうと決めました。

買ったリュックは、値段が倍くらいしましたが十分満足のするもので、大切に使おうと思います。

今回の体験で、いかに相手の立場に立って一生懸命全力で尽くすことが大切かということが分かりました。日々おごることなく謙虚に患者さんに向き合おうと思います。

 

 

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久しぶりの家族プチ旅行!

2021.7.23

昨日は「海の日」で娘も久しぶりに習い事がなく、1日ゆっくりできるので、どこか行こうかということになりました。自宅にTVを置いていないので、時々ツタヤでビデオを借りて見ています。

最近は「旅猿」という岡村さんと東野さんがその場で行き当たりばったりの旅をする番組に家族でハマっていて、千舟町通りと銀天街の間の細い路地に美味しい店が多いとの情報を得て昼ご飯を食べに行きました。

私も妻も鹿児島出身なので、あまり知らない場所は今でも旅行気分になります。想像以上にいろんな店が多く、カレー屋さん、クレーブ屋さん、サンドウィッチ屋さんなどどれも美味しそうです。

最初にサンドウィッチ屋さんが目に入り、コロナの影響で完全に店をオープンにしていて店主さんと目が合いました。お客さんが入っていないので、躊躇していましたら笑顔で「見るだけでもいいですよ」と言っていただきました。

雰囲気が良かったので遠慮なく入り見ましたら、どれも美味しそうな商品が並んでいました。

他にも食べたい店があったので、「また来ますね」と挨拶し、何件かお店を見てみました。最終的に3人で相談した結果、「妻イチオシ」の最初のサンドウィッチ屋さんに決まりました。私の中では食べ物の味より店主さんの人柄に興味がありました。

サンドウィッチ屋に入り「戻って来ましたよ」と私が言うと、笑顔で「お帰りなさい」と答えてくれました。初めてなのに不思議と居心地が良く、いざ食べるとなると本当に全部美味しそうで迷ったあげく家族で4品頼みました。コロナ禍なので、窓際のベンチに座って食べてみるとどれも愛情たっぷりで驚くほど美味しく「地産地消」をモットーに暗い話題しかないので、地域をどんどん活性化したいということでした。

最初はお客さんがいなかったので、店主さんとゆっくり話しをしていましたが気が付いたらお客さんの行列ができていて驚きました。

本気で人のために仕事に取り組む所には自然と人は集まってくるんだと思いました。

妻がお勧めする初めて行くお店のほとんどが驚くほど美味しいお店で、不思議な嗅覚を持っているようです。その後、娘がお勧めのクレーブ屋さんに行き1つのクレープをみんなで食べましたが、久しぶりの家族団らんができました。

たまには気分転換に家族でまた別の場所に行ってみたいと思います。皆さんも1度行ってみてはいかがでしょうか。美味しいお店がいっぱいありますよ。

 

 

 

 

 

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ことばの重み!

2021.7.22

以前名古屋の方で勤務医をしていた時、70代の女性の患者さんと出会いました。

とても元気のある世話好きのお母さんという感じの人でお互い鹿児島県出身ということで、親子のように仲良くなりました。最初は歯のメンテナンスに来院されました。

上の前歯の差し歯が変色し歯並びが悪いので、気になりませんかと伺いましたら「何十年も前に歯医者の先生から歯並びを変えることはできませんと言われ諦めています」と言われました。

レントゲンを取りましたら、全部の歯が神経を取った歯で歯並びを変える事ができますよとお話ししましたら、ぜひしてほしいと言われ、することになりました。

普通通りに保険治療で行い、差し歯を入れる日がきました。

患者さんのお口の中に差し歯を入れ見ていただきましたら、突然病院中に響く位子供のように大号泣されました。「今まで何十年も気になり諦めていたのに、本当にキレイになりました。ありがとうございます。」と言われ、私ももらい泣きしてしまいました。

年末で患者さんから「ぜひお礼がしたくお正月に鍋をするので好きなものを何でも言ってください」と言われ、お言葉に甘えカニをリクエストしましたら、最高のカニ鍋を準備していただき今まで食べた鍋で最高に美味しかったのを思い出します。

本当に元気で明るい方でしたが、「歯科医師の一言で人生が変わってしまう」ということを目の当たりにしますと日々行動と言動に今まで以上に気を引き締めていかねばと思います。

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診療は、”思いやり”

2021.7.21

以前世界的な会社の近くで「私が院長、妻が受付」という条件で、4年間勤務していたことがあります。

前の先生がアルコール依存症で評判が悪く、最初の2,3か月は1日の来院患者さんは、5人位でした。このままだと潰れてしまうので、色々考えたあげく1人、1人大切にして患者さんの時間が許すかぎり歯のことだけでなく、いろんな話題で会話をすることを心掛けました。

ありがたいことに誠意が伝わったのか1年後位には、1日50人位来院され予約を取るのに3か月待ちが2年半続きました。ただ困ったことに1人の診療時間が15分位しか取れないため、なかなか診療が進まず治療の終わる期間と回数が増えてしまい迷惑をかけたので、今の病院では「小児30分、大人1時間」を取りできる限り治療期間と回数を減らすようにしています。

そんなある日妹から母が危篤の電話が入りましたが、私は勤務医のためなかなか仕事が休めず、母が亡くなってから1週間お休みをいただきました。母は56歳で亡くなり、私が現在56歳なので不思議な感じがします。

以前の病院で私の兄のようにお世話になった技術と人格のすばらしい先生が私の代わりに診療していただきました。1週間後戻りましたら「長谷川先生、いい仕事してるね」と言われました。理由を聞きましたら、なんと7割の患者さんが長谷川先生にみてほしいとキャンセルされたそうです。

患者さんにとって1番大事なのは、技術面でなくまずは人としての信頼関係が大切なのだと実感しました。

今後とも初心忘れず1人、1人の患者さんを大切に信頼関係を築いていきたいと思います。

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思いは必ず実現する!

2021.7.20

2年前88歳の女性と娘さんが来院されました。娘さんには「入れ歯が痛くて、焼く前の柔らかい食パンの白いところを丸めて食べることぐらいしかできません。母を救って下さい。」と言われました。

患者さんは、88歳にもかかわらず気持ちが大変お元気で「私は20歳から60歳まで身を粉に働き続けました。ほとんど贅沢もせず、老後のために貯金もあります。老い先短いので良い入れ歯で何でも食べれるようにしてもらえませんか。」とお願いされました。

ばあちゃん子なので、恩返しのために今までの歯科医師人生をかけて全身全霊で取り組みました。神様はいるようで思った以上に早く食べれるようになりました。残りの歯を守るために毎月メンテナンスに来ていただき、2か月位経った時に調子を聞いてみましたら、患者さんは「最近の楽しみは、毎朝厚切りのパンを焼いて丸かじりすることです」と嬉しそうに言っておられ、私も少しはお役に立てたとほっとしました。

ところが、1か月前入れ歯が壊れたと来院されました。金属のところが折れていて不思議に思っていましたら、なんと半年前から毎日朝、昼、晩の3回「アーモンド」を食べる習慣ができたそうでおそらく金属疲労と思われます。自分の歯でもアーモンドは大変なのですが、私としてはそこまで食べれていることの方が嬉しかったです。すぐに無料で修理させていただきました。

1週間後突然来院されましたので、何か不具合があったのかと思い対応しましたら手に2つの大きなお菓子を持っていました。入れ歯は大変調子よく、前回無料で修理してもらったのは申し訳ないので、お礼に私とスタッフにと大きなお菓子を持ってきたそうです。

有難くいただき、その日の晩家に持って帰ったら妻も娘も大好きなお菓子で大変盛り上がりました。晩御飯を食べながら、中1の娘が不思議な事を言いました。「お菓子がたくさんあって3人で食べると病気になるので、習い事を一緒にしている友達に半分持っていきたいんだけどどうかな」と。

自分が中1の時は、おそらく全部一人で食べたいと思ったような気がしますが、娘が人のためにしてあげたいと言ったことは、泣きそうなほど嬉しかったです。

仕事とはいえ、全力で取り組み喜んでいただけると幸せは意外なところからやってきますね。